あけましておめでとうございます！！！無事明けましたね！いやぁ、年越せて良かった、いつも思うんですよ、私だけ年越せなかったらどうしよう…って。どうなるんでしょうね。
はい。
私はこのブログを日記として使わず、どっちかっていうとこれはやっべえぞ！な波があったときに書くやつとしてるんですけど、新年早々あったので筆を執りました。もう読まんでいいから。私は私の為に書くから。あぁホロウナイト！！！！
ホロウナイトっていうゲームをしてました。11月くらいから。オーストラリアでつくられたインディーズゲームで、私はプレステプラスの会員なので2020年11月のフリープレイでダウンロードしたんです。まあね、フリープレイだし、いっちょやったろかいというノリで。
どんバマリしました。
12月は業界的に仕事がクッソ忙しくて、毎日12時間勤務の週もあったんですけどその合間を縫ってゲームするくらいにはハマってました。私の中で睡眠時間を削ってゲームするときってまじでハマってるときです。FF15のDLCイグニスのノクト戦ぶり。あ、うそ、アサシンクリードのVSインド象戦ぶりかな。（パオォオオ）
この記事読んでる人はもうホロウナイト人生でプレイしませんかね？確かパソコンでもスイッチでもできますけど、大丈夫でしょうか？ネタバレガンガンしますけどいいですか？
はい！書きます！
公式サイトはこちら。英語です。
ホロウナイトね。そう、いやもう確信つくんですけど、タイトル回収がラスボスの名前ってのがかっこよすぎて、かっこよすぎてつらかったです。むしろ世界観に入りすぎてタイトルを忘れてましたもん。ハマりすぎると、タイトルはゲームの内的somethingじゃなくて外的なものになるんだという知見を得ました。
で、そのラスボスホロウナイトくんなんですけど、だいぶ良い感じに勝てましたね～。私の戦い方との相性が良かったのかも。（弱いとか言ってるんじゃないんですよ。ていうかホロウナイトは敵が非常に魅力的なので「弱い」とかいうワードは使いたくないです。そんな無礼なこと言うのは駄目だ。）まあ、10回近くは挑んだんですけど（ザコ）。クリアしたあと、スレとかwikiとか、なんなら公式サイトとか色々封印してたサイトなどをぐるぐる回ったんですけれども、ホロウナイトって「死に覚えゲー」と言われてるようです。ふむふむなるほど。わかる。最初の数回は負けまくって、中盤で相手の行動パターンを覚えてチャーム（ドラクエでいうところの“そうび”）を調整し、敵が攻撃してくるときのほんの少しの動きの変化や音から行動を予測して。何度も何度も負けるけど、少しずつ自身の生存時間が長くなっていく。たのしい！！
こちらは私が４時間ぶっ続けで戦った戦友、「失われた同胞」さんです。引用させていただきました。
ゲーム、オンラインプレイも楽しいですけど、やっぱり自分で（苦しみながら）進めていくゲームも最高だなあと改めて実感しました。以前、よゐこの濱口がゲーム実況をしていたときに「不便なのがゲーム」って言ってたのを覚えています。なんでもそうだよね。レベル上げとか、リスポン地点が遠いとか、地図が無くて迷うとか、良い武器が落ちてない！とか。そういうのってその場では不便だな～って思うけど、時間が経つとその不便さが癖になってたんだと思いますね。「ゲームはクローズアップで見れば不便。ロングショットで見れば楽しい！！！！！」という名言がありますが、その通りです（ないです）（チャップリンのこのクローズアップで見れば～の名言、カメラで例えるところがさすが業界人ですきです）。
で、そのラスボスホロウナイトなんですけど、私の解釈で話しますが、汚染物質を自分の身体に封印して閉じ込めているんです。というのも、ホロウナイトさんはもともとゲームの舞台“ハロウネスト”の王でして。なにかは分からないけど不思議な自然の力で王国が汚染されていく。それを自身と共に封じ込めていたんですが、その汚染が少しずつ漏れ出していく。そういう話が生き残っている住民のセリフから少しずつ分かってくるんですね。このゲーム、本当に雰囲気がうまく、ゲームによくある「ミッション：～をしろ！」とかがないんですよ。「誰！？」みたいなさ、急に運営側の声聞こえるみたいなのが、ない。キャラクターのセリフだったり王国の遺物に記されたよくわからない文章から少しずつ理解していく。これもホロウナイトのいいところです。最初は正直なんのこっちゃわかんなかったですけどね。
で、このゲーム、まずやっててコワァ！となったのが、ステージ変化です。マリオでいうところの1－1、最初の簡単なステージが、ゲーム後半になると汚染されるんです…。（プレイしていくにつれてわかる事なんですが、この王様ホロウナイトが封印されている場所が1-1なんですね。なので王に近い場所が少しずつ汚染されていくという。）だから、最初は超簡単に倒せていた可愛いモブ敵たちも、汚染されてめちゃくちゃ狂暴になるんですよ…、こ、こわぁ！！
そういえば言い忘れていましたが、ホロウナイトはみーんな虫です。キャラクターが虫。それが原因でゲームをプレイするのをちょっとためらっちゃう方が多くいるみたいですが、それくらいに虫です。終盤の方とか、倒した虫が頭と体二つに分かれて追いかけてきますからね。こわすぎる。しかも汚染もされる。汚染されると身体がオレンジ色の毒々しい感じになるんですが、まがまがしさが半端ない。可愛いタッチのゲームなのに怖さを演出できるのってすごいなあと思いますし、それが一番怖いと思います。可愛いに隠された恐怖。「ぼくのなつやすみ」でバグったときのやつも怖すぎて無理です。怖いので詳細は書きません。
世界観はね、とにかく綺麗。で、アクションもちょうどいいです。ちょうどよく難しいです。やってて全然苦じゃないんですよね。ステージの背景も見ていて楽しい、いや、楽しくない。綺麗。綺麗で、楽しいとかじゃなくて、何だろうなこの感情は。わからん。楽しいんですけど、なんか、うーん、言葉にできないので言葉にしません。ただもうね、好きだ…（定期告白）
ホロウナイト好きステージ背景。2Dの本気。
（これは私のプレイスクリーンショットです）
でね、ラスボスホロウナイトなんですけど、どうなるかっていうと、戦っていたら急に自分自身に武器（この世界では戦士系は釘で戦います）を向けて、胸を何度も何度も刺すんです。えぇっ！！！？って声が出ました。本当に。ゲームをしていて声が出るって私の中でこれはもう相当なレベルでどんバマリしてます。世界観。敵だけど、敵だけど、そこまでせんでも！弱りながらもこっちに攻撃してくるホロウナイト。でも、もうだめです。身体が頽れたりして、ホロウナイト。そうか辛かったんだろうな。汚染されてオレンジ色に染まった血を流してさ。すごく辛くて悲しい思いの中で戦いました。そして倒して、で、その汚染が鼻垂れる、最悪の誤字。放たれるところで、主人公（そういえば名前もずっと分からないままだったなあ主人公くん）が自身の身体に汚染をとりこみ、自身の身体に鎖を巻き、次のホロウナイトになるのです。そして封印の間は閉じられ、何事もなかったかのように世界は静まり返り、ホロウナイトは終わるのです。
ホロウナイトは全体を通して自分をサクリファイスにする精神がありましたね。ホロウナイトといい、主人公といい、他のキャラクターも自己犠牲の考えを持った方が多かったように思います。（戦いなのに攻撃してこないキャラもいたし。そういうの、怖い）
ゲームが終わってエンドロールが流れ、最後にゲームのプレイ進行度・プレイ時間が。
73％！！？！？ザコ！！
チャーム、全然とれてなかったみたいです。マップも全然探検出来てなかった。まじか。何時間もただただ探検するだけの時間を作り、ハロウネストツアーと銘打って楽しんでいたのに？他の人のプレイ動画を見たら私の知らない能力がたくさんあって驚きました。私より最大HPも多い…。強化ダッシュとか知らなかった。鋭利な影とか便利すぎません？びっくりしたんですが…。
この話ね、なんでしたかというと、伝えたいことがあるからです。私が全然ゲームを楽しめていないって話をする為に書いたんじゃないですよ。人によってプレイが全然違うってこと！これ！！こういうゲーム、本当に好きです。デトロイトを彷彿とさせますね。デトロイトは選択肢が出るけど、ホロウナイトはアクションなのにこうなるの、すごい…。あのチャームを取った・取っていないだとか、あそこのボスと戦った・そんな知らん、とか、人それぞれのプレイがあります。私はチャーム・技少なめ体力ゲキヨワで何とかクリアできたんですが、それもそれでよかったなあという気がしています。死に覚えゲーですからね。死に覚えの部分が楽しいのです。私の詰めの甘さの話は今していません。
はい、ホロウナイト最高ですね。私のベストオブゲーム殿堂入りです。たのしかった。やりこみ要素が豊富ですのでまだまだ楽しませていただきますが、いったんクレシェンドです。クレシェンド？終止符ってクレシェンドでしたっけ。終止符を打ちましょう。あとのやりこみ部分は激ムズでまじやばいらしいので、のんびりプレイしていきます。人生の試練としてクリアを目指していきましょう。
2021年の抱負
・海外留学の準備を進める
・ホロウナイトを進める
Kotoyoro！
