今月、古代メキシコ展に行くので、今まで全く接してこなかったメキシコあたりの古代文明について勉強しています。勉強してるのはいいけどアウトプットしないとなかなか定着しないので、ここで吐き出していく!ちなみに高校2年間で世界史勉強したのになんも覚えてないことに驚愕。mottainai。「私は日本史が好き!」という、その好きの思いが世界史を自ずと遠ざけてしまってたのかな…。アサシンクリードでまた世界の知識つけていきたい。
勉強に使ってるもの・使ったものは
「古代マヤ・アステカ不可思議大全」芝崎みゆきさん
「世界の車窓から」アメリカ3・メキシコ編(アマゾンプライム)
印象に残ったものを箇条書きで書いていくぞい
古代メキシコ全体像
・あの辺のことをメソアメリカと呼ぶ。知りませんでした。今までメキシコの場所や形もあんまり意識していませんでした。北アメリカ大陸がゾウさんならメキシコはゾウさんの鼻の先みたいな形。
・ずーっととうもころしが主食。現代のとうもろこしは大きくて一つ食べたら結構おなか一杯になりそうなのに、昔のとうもろこしはもっと小さくて数センチ?くらいだったらしい。熱帯で山も多いから採れる食料の量が限られてるとしんどいよなあ。そのせいで日本が室町時代だった時も、メキシコの文明には「古代」ってつくくらい、文明や国家としての成長が遅れたとか…。でも逆にそののんびりさが面白さであって魅力に思うけどなー。
・車輪が使われた形跡なし!大型家畜もいない!なのでどんな重い物でも人力で運搬。ただ川を使ってた説もあるっぽい?どのみち大変。エジプトのピラミッドといい、運搬は謎ばかり。
・なんかずっと球技好き。神話にも出てくる。その辺の空き地でやってたんじゃなくてしっかり球技場があるのがかわいいなー。なにに対しても本気。今みたいにすぐスケボーパーク作れたりするわけじゃないのに。
・鉄なし。つよい。黒曜石が大事にされてたとどこかで見た
・アフリカで生まれた人類の祖先。走って走って現シベリアを通って北アメリカ大陸へ。この頃はまだユーラシア大陸=北アメリカ大陸がつながってたらしい。今の地理の常識が通じない大昔の世界すごいな。
・人間を食べる。カニバリズム。生け贄文化も盛ん。サクリファイス
オルメカ文明(BC1200~BC400)
・石頭像がめちゃくちゃ出土。イースター島のモアイ的な感じかね🗿
・人形を地面に埋める習慣がある。しかもその人形がちゃんと埋まってるかをいちいち確認してた。かあいい。大事なんやね。
・ジャガーが信仰対象。ジャガー人間という謎の概念も出土。
・洞窟信仰!これはこの先も続くみたい。当時は冥界が地下にあると考えられてて、洞窟から行けると信じられてたとか?
・メキシコ学習を通してシャーマンキングのシャーマンの意味を知りました。動物に変身できる人のことかー。しかもジャガー信仰があるのでジャガー人間が激アツ。
・像や絵は見方によって意味が大きく変わる。縄で繋げられた人間を「縄はキズナを表す!✨」って考える見方もあるみたい。「ジャガーと女が性交しとる!」と思われてたのを、最近は「人間、襲われてました^^;」の意見のほうが強くなったり。
どこかのなにかの英文で読んだけど、歴史って結局歴史家の主観であって、だから私たちが常識と思ってたことが大きくひっくり返ることもあるし、なんなら本当にそれを歴史って呼んでもいいの?みたいなとこもあって。「このことを絶対忘れちゃいけないんだー!」ってその文章には書かれていた、気がする。英文が難しすぎた記憶があるので自分の解釈が不安であるが…。でも多分そういう話をしてた。あの英文もまた読みたいな。うろ覚えなので辿り着けなさそう。
・そしてなんかわからんままオルメカ文明は終わる。今ではまだわからんらしいけど、本当はしっかり原因があったんだろうなと考えると面白い。歴史って結局主観が集まったものであって、でもそれが超面白いんやなー。昔の人が空想で書いた本を歴史書と捉えてしまってることもありそう。
サポテカ文明(BC500~AD750)
・「これは『踊る人』の絵ですね!」→「『ちんこ切られて悶絶の人』でした」やっぱり見方はいつでも疑っていかなあかん
・判じ絵という面白い言葉を知りました!今のなぞなぞでよくあるやつね!
テオティワカン文明(BC150~AD650)
・真ん中に大きな道がどーん!とあって、その周りに生活や祭事をしていたあとがいっぱいあったらしく、熱い!!!日本でいうところの平安京みたいな感じかな?スケールのでかさに驚いて、後世の人たちが「ここは神や巨人が作ったんや」と考えたらしい。ロマンしかねえ。太陽のピラミッドに月のピラミッド。名前にもセンスがある。
羽毛の蛇ピラミッドさんへ
最初「一個だけ変な名前…」と思ってすみませんでした。あとケツアルカトルってFFで倒してたけど神様だったんだなー。
・しっかり進数が存在してるのに感動するし、それが現代でちゃんと判明されてよかったという感謝の意。歴史だけでなく、その歴史の発見まで二重で感動できる。フィートは足裏サイズで、インチは親指の横幅みたいな感じで身体から生まれるものもあるけど、テオティワカン文明はどうやってその進数や単位を決めたのかなあ。
・太陽のピラミッドのちょうど地下真ん中に洞窟のゴールがあるの、すごい。賢い数学者がいたんだなー。
・動物も生け贄にされるの、かわいそうだと思います。生き埋めやめてあげてください
・丸いめがねを付けた像やモチーフが多い。下北沢にも丸眼鏡いっぱいおるで。
・アパートがあるのすごい。みんなで暮らしてたの仲良しでかわいい。
・国や都市同士の関係性、支配なのか仲良しなのか、尊敬なのかの判断ってすごい難しいみたい。今まで考えたことなかった。日本だって、隋や唐に漢字や政治のやり方(大宝律令とか)や文化を伝えられてたけど、支配関係にあったかというと今の教科書ではそんな感じじゃないし。でも例えば植民地支配されてた場所って、例えばアフリカとかってヨーロッパの言語が使われてて、そう考えたら奈良時代あたりの日本はどうだったんだ?とか。。。
・テオティワカン文明、焼け跡や破壊跡から暴力による滅亡っていうのがわかるらしい。ほかの土地からの暴力なのか、内部からなのか。そしてテオティワカン文明は未だ4パーセントしか調査されてないらしい。逆に問おう、なぜ4パーセントとわかる!?
世界の車窓
・テキーラ原産地まで電車で行くツアー面白すぎた。電車の中でのウェルカムドリンクがテキーラ。車内で働く人もテキーラで乾杯。テキーラ工場に到着したらテキーラ飲み放題ランチスタート。メキシコでは竜舌蘭(リュウゼツラン)っていう植物でいろんな日用品(籠とか)をつくってるらしいけど、あれでテキーラも作ってるんですか!?おどろき。
・山のスケールがやばすぎる。メキシコにある「なんとかキャニオン」はアメリカのグランドキャニオンの数倍でかいらしい。山の「人間の手は入ってません」感がすごすぎる。日本と大違いの車窓風景。
・私はテキーラは5杯くらいが限界。今は弱くなってるから多分1杯でしんどくなっちゃいそう。ちなみにテキーラローズという桃色のテキーラ、美味いです😋
マヤ文明編はまだ読めてない!読んだらまたアウトプットしたい。するぞ。