2021年上半期レコード大賞② i cant live "without & ROCK".

なんで、大人になればなるほど時が経つのは早いんだ。

個人的には、「1歳になった赤ん坊にとっての”1年”は人生の長さと同等だが、25歳にとっての1年は人生の1/25だから。」が答えだと思っている。合っているかは知らない。

 

【2021年上半期レコード大賞ノミネート作品発表会】

大賞はevening cinemaの「わがまま」。

まずは賞を獲得した二曲について。

一曲目。

●窓の外を流れる景色とstrangers、そして…賞 

ボニー・ウィズアウト・クライド(feat. 鏡音リン)/パトリチェフ

 


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ボカロPのパトリチェフさんが作られた曲であるのだが、まず、私の中でナンバーワンPがこの方。

そもそも、私はあまりボカロ曲について知らない。そんな自分が胸を張って「BIG LOVE」と言えるのがパトリチェフPの曲たち。この曲は「あくとわんっ!」というアルバムに収録されている。

さて、肝心の曲について。

イメージとしてはそうだな、渋谷の女の子。(渋谷、知らんが・・・。)

PM10:25。コンビニバイトからの帰り道。給料をはたいて購入した高級イヤホンを装着。惰性味のガムを噛み続ける。ロックが好きな女子高生。渋谷の汚い路地で猫の頭を撫でいて欲しいんよ。

ていうかずっと気になってたんだが、「ボニー・ウィズアウト・クライド」ってなに?並び変えると「僕らと移動 アズウィーニ」。アズウィーニってなに??

??

なるほどよろしく。語呂がいいなあ、ボニー。ウィズアウト。クライド。一番のおすすめは電車の中で聴くこと。なんか合う。もちろん、満員電車じゃなくて、まあまあ空いている電車な。

 

 

続いて2曲目。

●春、天啓に導かれば拝見するこれ川の如し。クラウドファンディングにしも、我忘りて参加せざるを許し給へ賞

【訳】春、急に気になったのでおのずと、川が流れるように観てしまいました。(10周年記念で)クラウドファンディングがあったにもかかわらずすっかり忘れてしまって参加しなかったことをお許しください。

ROCK OVER JAPAN/TRIPLE H

 

 

 

アニメ「輪るピングドラム」の挿入歌。

まずアニメ自体がとてもとても良かった。双子(♂♂)が妹の命を救うために“ピングドラム”という謎アイテムを探し出す物語。賛否両論ありそうな展開でありながらも、私の国の中ではひとつの宗教をおこすきっかけになった。宗教?

さて。

こちらの曲はほぼ毎話にあるシーン(兄弟が異世界に飛ばされて妹の姿をした謎の人物と話す)で流れる曲。妹・陽毬と、妹の友人ふたり(アニメの世界ではアイドルとして活躍)の三人でキャッキャッと楽しそうに歌っている。

アニメ挿入歌にしては一つ珍しい点がある。カバー曲であることだ。もとはARBというバンドが歌っていたらしい。知らないバンドだった。しかも、1987年の曲。

 

俺たちは道なりに 走り続けてきた

腑抜け野郎どもを 煽り続けていく

 

男勝りな世界観とメッセージ性はミスマッチ…?と思いきやそんなことは全くないのがこの曲の素晴らしいところ。人類はみな、可愛い女の子×ロックの方式が好物なので。ギターがジャカジャカしてるの、まじで好き。

マルチサプリメント曲だから、「カワ(・∀・)イイ!!女の子」・「ROCK」・「アニメ」を一度に摂取したい方は是非一度手に取るべし。

 

しかも、彼女たちは挿入歌だけでなく、EDも歌っている。しかもしかもしかも、珍しい事にピンドラはEDの音楽が頻繁に変わるのである。つまり、単純に曲がa lot ofある。しかもしかもそれらの曲もすべてARBの曲なので、つまりつまりはカッコイイってことです。QED

10周年に伴い、 コラボカフェや映画化も続々決定。今後のご活躍にも期待!な音楽兼アニメでもある。ARBカバーの新曲、出たらいいなあ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

ここからは賞は獲得しなかったものの、ノミネートされた曲を記す。

●spider love/雫シークレットマインド

Spider Love

Spider Love

  • geechs inc./Sanrio Company,Ltd.
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アーティスト名のセンスがキラリ。サービス終了してしまったスマホゲーム「SHOW BY ROCK!!」内に登場するインディーズバンド。 その名の通り、水。非常に独特な曲調で、似ている曲が1つも思い浮かばない。もっと話題になるべき。

 

●狼煙/john

狼煙

 

 

全員悪役・アウトレイジイメージソング。ボーカロイド曲。以前のレコ大で、とある人物との逢瀬にLUCKY TAPESの「Profile」を重ねて紹介したが、この曲もとある知人(友人?知り合い?形容する言葉がしっくりこない、謎の人物)を彷彿とさせる。リアル知人と曲が重なるとき、それは人物への好き嫌いが音楽へと直接的に影響を及ぼしてしまう恐れがあるのだが、リスクの先には奇跡が存在する。人との付き合いは幾分終わりを見据える性格上、「狼煙」ともいつか、もう二度と会わなくなる日がくる。しかし、音楽と人物が一度重なり合うと、人脈の中を鮮血が流れなくなったとしても、その人脈は忘れられずに存在し続ける。そして「鮮血」という言葉は、身体から出たばかりの真っ赤な血を意味するらしいので、体内に流れている場合はそう呼ばないらしい。そして偶然にも、アルバム名は鮮血を彷彿とさせる。させるか?

 

 

木綿のハンカチーフ/太田裕美

そりゃ名曲になるわ。


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これで知った。

 

●2way traffic/RAMMELLS

 最近聴いているRAMMELLS。の、一番初めに聴いた曲。今後、自分の中でさらにビッグヒッツ予感。楽しみしとくぜ。

 

 

じゃあ2021年上半期レコード大賞はこのへんで。

ありやとあしたー。