2021年上半期レコード大賞 「わがまま/evening cinema」

「暑さの悪魔」と「梅雨の悪魔」にやられている。2021年、夏、6月です。

導入から気付いた人もいると思うが、チェンソーマンを読み始めました。(気付くか)

 

いやもう本題に入るんだけど、レコード大賞の時期がやってきた!2021年上半期。はやすぎん?

今回はもうね、複数記事書かない!ノミネート作品の紹介もしない。本記事で全部やる。なんか仕事が忙しいんよな~。やりたいこといっぱいあんのになんーもできてない。レコード大賞もさ、もっと早く発表する予定だったのに。忙しいな。

ってことでもう早速いくぞ。やばいなんかドキドキしてkita

2021年上半期レコード大賞を受賞したのは…

 

 

 

 

evening cinema/わがまま

 


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サムネシュールで草

 

いやあ、おめでとうございます。もうね、まじですき。もちろん今聴いています。うーん、想いが溢れてよくわかんないので、とりあえず好きな歌詞を書く。

 

幽霊船に乗ったみたいに 足取りもままならないね

 

く~~~~~~~~~~~!!!!!!あつい、あつすぎる!!!!!

この曲は恋愛ソングだ。一人称は“僕”。男目線かと思いきや、女の子目線っぽい言葉遣いもあったりして、よくわからん。1番と2番で目線交代してるのか?わからん。でも、もし全編男の子視点だったら、歌詞にある「言えない秘密抱きしめて 眠り続けるわ」って台詞にグッとくる。私、男性の「~だわ。」みたいな中性的口調がめっちゃ好きなんだよ。コアな話してごめん。まあ歌詞読んでくれ。

 

でね、先述の「幽霊船に~」の歌詞なんだが、これ私、ひとつディスカバリしたことがある。

「“幽霊船”ってワードが出てくる恋愛ソング、今までにない説」

もしも自分が恋愛ソングを作ることになったとして、“幽霊船”ってワード出せるのかな。私なら絶対無理だ。マインドマップをしても浮かばない。一つのキーワードから関連する言葉を沢山書いていくやつ。家電→冷蔵庫→麦茶みたいなやつ。「恋愛→不安→幽霊船」。発想がすごい。

恋愛の不安定さを「幽霊船に乗ったみたい」と比喩するセンスがすごく好きです。わたし、短歌とか詩へ向ける好意をこの曲に向けている気がする。

 

もちろん、ここ以外も好きな所は沢山ある。イントロもキャッチーだし、ジャケットも可愛い。メロディもいいし、ボーカルの原田夏樹さんの声がとても合っている。あと、良い意味で恋愛にどんくさそうな世界観もグッド。オシャレバンドにはない味が好きだ。キャプテンストライダムの記事でも同じような事書いたな。

 

Evening cinema、他には「大人になるまで」とかもいいよ。カラオケで歌って歌詞をちゃんと知ってから見る目が変わった。

このまま永遠に続く それなら絶対良いけど

君も変わりゆく 隣でそれを見ていたい

どうやら僕は他よりも 空想的だな

大人になっても それが取り柄でいたいな

 

学生目線の恋愛ソングなんだが(歌詞に「おんなじ学校受ける~」みたいなくだりがある)、ただまっしぐらに恋愛をしているわけじゃなく、どこかちょっと冷めている。良。

 

有名な曲で言うと、星野源の「SUN」も同じ理由で私に効果抜群です。

「君の声を聞かせて」って歌詞を聴いていると、「太陽の下、ニコニコ平和的恋愛ソング」を想像しちゃいがちだ。でも、Cメロでは「僕たちはいつか終わるから」とか言ってる。わかる。恋愛ってキホン、いつか終わるんだよな。どこか冷めながら恋愛していこうぜ。ガッキーと結婚おめでとうな。

 

さすがに話が広がりすぎたのでここらで一回終わります。