2022年7月4日 塚口サンサン劇場

7月3日日曜日、およそ十年ぶりに一人で映画を見に行った。

 

ポスター

ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌

 

映画の存在を知ったのは映画を見に行った前日。フォヨワーがこの映画を見に行ったと呟いていて、なんだか無性に見たくなった。音楽が良さそうで、大滝詠一といえば「幸せな結末」!名曲だ。さくらももこのエッセイも、ついこの間まで読んでいた。見るっきゃない。

 

最寄駅からおよそ一時間。オサレ代表阪急電鉄に乗って、到着。

 

カラフルで可愛い路線図

阪急塚口駅

 

駅を出て左に曲がるといきなりそれはあった。

 

何の建物?

 

異彩を放つこの建造物の正体は、なんと駐輪場だった。カラフル。ツギハギカラフルタワー。中はどうなってるんだろう。入ってみたいけど、こっちには自転車がない。「中を見させてくれ」と言いたいが言えるわけもなく、すごすごと横を通り過ぎる。

 

そして目的地へ。

 

 

塚口サンサン劇場!

サンサンってなに?と思ったら、駅前の建物いっぱいにサンサンって名前がついていた。このへんではサンサンが当たり前らしい。ところでサンサンってなに?

 

中に入る。一人で映画館は本当に久々だった。もともと映画館が少し苦手で(なぜかはわからん)、最後に一人で見に行ったのは高校生の時。「最強のふたり」だった。

 

チケットは機械で購入。1000円。安い。シアターは地下。地下シアターって珍しいの?

映画まで時間があるのでこれまた地下にある待合室へ。待合室も珍しい気がする。待合室では誰かがポップコーンを食べていた。そこで食べるのか。そういえば「ここのポップコーン美味しいよ」と友人が言っていたので、買おうと決断する。ポップコーンといえば、「ポップコーンって絶対原価安い」だの文句をつける人が多い。やかましい。すぐに「ゲンカガー」と語る人は好きじゃない。僕は絶対ポップコーン買って、ウマイウマイ言いながら食べてやるからな!と思いポップコーンを買いに行く。250円。安すぎる。しかもめっちゃうまい。2個買えばよかったと思うレベル。塚口に住んだらポップコーンには困らない。

 

時間が近づく。上映開始。

 

・・・

 

いやめちゃくちゃよかった。初めてのフィルム映画。ボツボツ黒い影(?)が画面に出てくる。最初は「すげー、これがフィルムか」と感動しつつ慣れないフィルムにソワソワしていたが、すぐに慣れた。むしろ見やすかった気がする。色調が淡いのがよかったのかな、とりあえず目に良かった。

 

ざっくりあらすじを書く。

学校で「わたしの好きな歌」をテーマに絵を描くこととなったまるこ。「めんこい仔馬」を題材に決めるが、知り合った絵描きのお姉さんが歌について教えてくれる。「めんこい仔馬」は実は戦争の歌だった・・・。

 

こんな感じ。

さすが「わたしの好きな歌」なだけあって、映画の中でも歌がたくさん使われる。歌一つひとつにミュージックビデオみたいなのがあって、さくらももこワールドを存分に楽しめた。曲も勿論良くて、昨日から挿入歌ばっかり聴いています。

 

ここよかったな~ってシーンがたくさんある。

これについては、また別にちゃんと書きたい。

 

映画が終わり、すぐ帰路につくのもなんだかなあと思ったので周辺をうろうろ。

ペットショップに憧れる鳩

 

ギリギリ読める看板

 

塚口いいまち。また行きたい。