2021年下半期レコード大賞 evening cinema/sleepinside

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あけましておめでとう2022。

年は明けたけど、年末恒例の下半期レコード大賞発表をする。

 

2021年下半期レコード大賞(2組います)

見事、レコード大賞を獲得したのは、

 

evening cinema

イブシネおめでとう。上半期レコード大賞でも「わがまま」で受賞。2連続受賞は史上初だ。ハマった時系列順に、紹介していく。

 

・ネオンサインが呼んでる

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中毒性がある。何が良いかと言われると難しい。

 

   いつでも呼んでくれりゃ駆けつけるよ

   無理はしてないよ 大丈夫

 

イブシネの歌詞は砂糖菓子のような甘さを備えている。この歌詞だって陳腐に聞こえるかもしれないが、イブシネのチープな甘さが僕は好きだ。綺麗事でもいいから、彼らには夢みたいな曲を歌っていてほしい。イブシネはセルフプロデュースがうまい。チープを味方につけるのは一番難しいことだ。

 

 

・Night Magic


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また夜っぽい曲。「ネオンサインが呼んでる」は、外の明るさと人間の暗さが対になっているが、こっちは外も内も明るい感じ。

かと思ったら

 

   純愛の不可能性 思い知ったよ

 

1番のサビでこんな、攻撃力の高い歌詞をぶちこんでくる。

今まで何度も言及してきたが、明るい曲の中に登場する冷たい歌詞が本当に好きだ。これは多分もう、性癖とかのレベルだと思う。エロスを感じる。

あとこのリリックビデオも良い。空に浮かぶシアター。それを眺める男女。勝手な妄想だが、この歌詞が男の内面だったらウケる。この女の子はどう思ってるんだろ。ドキドキ半端ないだろうな。甘酸っぱい

 

 

・Good Luck


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イントロのチャイナ感。これもなんか中毒性。テンポが良くて、リズムが心地良い。そして相変わらず夢みたいなことを歌うイブニングシネマ。

一番好きな歌詞は2番Bメロの

 

   微かに希望が見えるだろう?

   幸せになろうね

 

だったりする。ここ聴いてる時いつも顔がにっこり^^となる。

以上。evening cinemaでした。

 

 

さてもう一組。

レコード大賞を獲得したのは、

 

sleepinside

いやめちゃくちゃ聴いた。まじで聴いた。2021年下半期を語るにあたってこのバンドは外せない。2曲紹介させてください。

 

・Helpless


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ファンになったきっかけの曲だ。

まずイントロ。だって絶対かっこいい。

次に声。sleepinside、声がめちゃくちゃ好きだ。息を吸う音・吐く音が聴こえてきて、本当にライブみたいだ。声や息からバンドのいろいろを感じられる。僕は今までバンドの想いとか気持ちを気にせずに曲を聴いていたが、なにかを感じる。感じているなにかについてはここでは書かない。書かないのが美徳。

歌詞について。

僕は美意識が変に高くて、できるならサイボーグになりたい。その気持ちの表れが鎖骨ピアスなんだろう。でも、この曲を聴くと、人間って良いなと思う。生き様や人間味が色気の源なんだろうなあ。

 

   僕は目の下のクマがコンプレックスなんだが、

   目の下、絵みたい くまが期待を持って呪っていた

 

この歌詞で自分のクマを少し愛するようになった。クマに意味をもたらしてくれた。変な所に感激してすんません。

 

イブシネが「夢」なら、スリープインサイドは「現実」だ。眠り。ビタミン。内臓。聴覚。死体。目眩。色んなwordが出てくるこの曲は、現実のすべてがウゼ!ってなった時、生活に色気という名の暴力を彩ってくれる。現実味のある曲を聴いて現実を殴りにいく。僕はいつも出勤前に聴きます。

 

もう一曲。

 

ユーフォリア


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これをみてくれ。

https://music.line.me/webapp/lmplayback2021/61b9758b1fe71da5cef13dee

中毒性を物語っている。

 

この曲との出会いを僕ははっきりと覚えている。sleepinsideをシャッフル再生していた時、この曲が流れてきて、僕はたったの10秒で打ち負かされた。完敗。咳払い。

 

さて、僕はギターが欲しいのだが、昔、それを某友人(以前このブログに出てきた狼煙さん)に相談したところ

「お前はどんな音楽が弾きたいん?」

と言われた。

今なら言える。sleepinsideの「ユーフォリア」みたいな音楽が弾きたいです。

 

ABメロもサビも全部好き。あと、2番の、一節ごとに音が止まる感じとか。Cメロも。あれ、Dメロ?とりあえず、2:55~ごろから曲調が変わる。ここ本当に美味しい。今までブログで何度も「Cメロの良い曲は良い」理論を展開しているが、この曲によって自分の理論が強く裏付けされた。間違いなく、2021年で一番好きなメロディーライン。

 

あと歌詞。

 

   ベリーショートのサディスト

 

なんかここすごい魅かれる。

 

この2曲の他にも

・Medical Care


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音楽はながら聴きすることが多い。でも、この曲を聴くときは毎回手を止めて聴いている。完成度がめちゃくちゃ高くて、何かすごく意味があるような、ゲームに例えるなら最後の扉を開ける為のキーアイテムになるような曲。伝われ。

 

これからもご活躍を楽しみにしています。無理せず、頑張ってください。また!