UNDERTALE、全部クリアしました。
注)ここでいう「全部」という言葉にピンと来ない方は読まないように!!!!!!!
N→P→Gの流れで3周完走しました。
いやあ、すごいゲームでした、ね。
ポケモンやFF、ドラクエといった爆発的大ヒット!!な作品ではないかもしれませんが、何十年、何百年経っても誰かにプレイされ続けるゲームであってほしいなあと思います。
現代でいうところの、なんだろう、源氏物語的な。古典文学になってほしいですね。(?)
そしてもちろん、私のソウルにも永遠に残り続けるゲームとなりました。
すごく、良かった。ネタバレを見ないでプレイしてよかった。自分でプレイしてこそのゲームだった。プレイ中に何度、鳥肌が立ったことか。
ってことで、各ルートを振り返っていこうと思います。
誰を倒して誰を倒していないか、どの戦闘が好きで、どこのBGMが好きか、とか。
何を選択して、何を学んだかとか。
完全ネタバレなのでプレイしてない人は見るなよー!
・Nルート ~判明する、やさしさの欠如編~
ゲームなのでまず起動するんですけど、スタートメニューの音楽が良い。(そこから?)
(調べたんですけどこの曲、曲名自体が「Start menu」っていうんですね。)
花!!!!!おまえチュートリアル要因じゃねえのかよ!!!!(三村)この世界では誰のことも信頼してはいけないのかもしれない。と、思った矢先にトリエルさんに出会います。あっさりとbaby化。
トリエルさんが大切です。でも、悩んだ挙句、倒しました。いや、殺すつもりじゃなかったんです。でも、結果として殺してしまいました。こうするしかないって、当時の私は思っていました。とんだ馬鹿野郎だ、俺ァ。
パピルスとサンズとかいうガイコツたち。良いキャラしてるなー。
スノーディンの町へ向かう途中に何匹かの犬たちと戦うんですが、このゲーム、戦闘がめちゃくちゃ面白いです。弾幕を神回避したときの快感!
犬たちもカワヨです。あ、犬神社ぜんぶ入れましたよ、お金。
スノーディンの町では、パピルスとのデートを経て、パピルス愛が天井をぶち抜いたりします。パピルスのパピは子犬(puppy)、ですかな…?(毛利小五郎)
きたきた!アンダイン!いやめちゃくちゃ怖い。怖すぎる。ということで、アンダインもしっかり倒す外道僕。いやだってめちゃくちゃ攻撃してくるし、強いし!
このあたりから、「エンカウントするモンスターは倒しちゃだめだけど、たぶんボス系はみんな倒していくんだろうなー。」と、低能な脳でアンテについて考え始めます。
おまえ、間違ってるぞ。
ちなみに、BGMはアンダインが一番好きです。
「NGAHHH!!」という曲なんですね、タイトルもいいなあ。
アルフィーにも謝らんといけないことあります。メタトン倒して、ごめん。メタトンね、良いキャラしてますよね。ただ、1周目Nルートの時に一番怖かったの、こいつかも!特に外見がまだロボの時。無感情で人を殺すぞ感が半端ない。殺されたくないので、メタトンを破壊。アズゴア王に会いに行きます。
アズゴア王、つよい!!!ここで急に、「倒したくない…、絶対倒したくない!!」と平和主義になり始めます。なんだこいつ。王以外は倒してもいいっていうのか?はあ…。(懺悔)
何戦もして(倒さない方法も考えたりしながら)、最終的にはやっぱりしっかり王撃破。倒すんかい。
しかし、とどめはさせず。
はーこれで終わりかあ。とか思ってたらオドリャくそ花!
混乱しながらもクソ花テレビ顔面おじさんと勝負!6つのソウルが来てくれて思わず泣きそうになる。
ああ、よかった。
花は責任もってとどめを刺しました。良いゲームだった。雰囲気とか良かった…。
あー終わった…。
と思ったら!?!?ン!!!!!!!!!!!!
「終わったと思ったら終わってなかった」を何回繰り返せばいいんだアンダーテール。良いことがあったら、その後に絶対辛いことがある。まるで人生。
UNDERTALEは人生なんでしょうね。
というわけでリセットです。リセット。俺はこの世界をやり直す!もう誰も傷つけねえ!俺が、俺がUNDERTALEとなる!!!!!
ていうか今思ったんですけど、以前の記事で(まだ1周目と2周目の一番最初しかプレイしていない未完の)私、感想めちゃくちゃ書いてましたよねそういえば。
UNDERTALE(アンダーテール)の呼吸 一の型 咆哮 - それから僕が考えたこと(FROM ME TO YOU)
ほらやっぱり書いてる。
2度も書くな(ドォオン)(タイトルが全面に出るときのSE)
・Pルート ~俺がUNDERTALEだ編~
トリエルさんと再会。
俺が守る。「守護る。」と書いて、「まもる。」と読むやつを、する。
トリエルさん戦では、FIGHT→スルーによるmissを繰り返し、停戦協定アピに成功です。ていうか1周目から少しセリフが変わるの、めちゃくちゃ熱いですね。(目頭が)
さて、2周目は平和しか認めない私です。
1周目最後の回廊で「おまえレベル結構高いやんけ。」と、サンズ先輩に伝えられたゴミなので…。
サンズとパピルスと再会。癒し。にっこりタイム。
アンダイン戦。
逃げる。
逃げる。逃げる。
アー!!これでよかったのかー!!
ウォータークーラーはここで役に立つんだなあ。アンダインも無事に、守護ることができました。
アルフィーのラボへ。
Nルートと全く同じ進み方をする。CORE前のホテルに到着。
あれ?何も変わらなくね??
少し不安に思いながらもメタトン戦へ。平和主義者なのでもちろん戦いません。視聴率を上げまくる。メタトン守護り成功。
バッテリーが切れただけで良かった。焦った。殺ってしまったのかと…。
で、(なんで行ったのかあんまり覚えていないんですが、)アンダインHouseへ。
アンダインと友達になります。
アンダイン株価、高騰。
槍で飲み物指すの、なんかめっちゃ楽しかった~!アンダインのニカッと笑う顔が好きです。最後に、アルフィーへ手紙を渡すよう頼まれます。
さて、アルフィーイベント。
アンダイン株価、2度目の高騰。
アルフィーアンダインイベントでは、「自分らしく生きろ」というゲームからのメッセージを感じました。アンダイン超好き。かっこいい。
アンダインとアルフィーの存在、良いなあ。彼女たち二人は、アンダーテールにとっての出汁的存在です。(?)旨味成分がすげえよ!
地下ラボへGO。ここから急にホラー。
正直に言います、あまり記憶がない。
犠牲になったモンスターたちがいたこと。
アルフィーが常にビクビクしている理由。
過去と向き合うこと。
向き合っても過去は変わらないということ。
それでも、向き合わなければならないこと。
事実を知って、あとは5本くらいのビデオを見たりしました。
あのビデオなに?俺の名を呼ぶアズリエル??
え?なに?この世界なに?ていうか、俺が何なの?
混乱したままアズゴア王戦!と思ったら、ア、ア、ア、
トリエルさ…!!
わー!!みんな集まってきたー!やったー!!と思ったら花きた!ウワアまたやられる!?いや、守護る…。俺がみんなを守護る…!!!!!!俺が、俺がUNDERTALEになる!!!!!!!!!
そこからは、あんまり記憶はないんですけど(なんで?)、
過去の事実をいろいろ知ってホアア~となりました。
ホアア~(゜O゜)←この顔
あ、いや、2周目後半はずっと半泣きだったので、正しくは
グスホア… 。゜( ゜O゜)゜。
これですね。
主人公の真の名前も判明。フリスク。驚愕。
理解に時間がかかったりもしましたが、全てがつながりました。アア~。
(終始泣いていたせいで)やっぱりあんまり記憶はないですが、
最後はみんなとニッコり集合写真エンドです。やったー!!
ちなみにラストでトリエルさんに「私と住む?」的なこと聞かれたときはマジで悩みました。
最後の最後に重要度高めの質問すなー!!!
数分くらい頭抱えましたが、まあ、家に変えることが最初の目的でしたからね!
さようなら、UNDERTALE!!!
また会おう、トリエルさん!!!!みんな!!!!!
・Gルート ~やさしさ 断捨離no more 感情編~
Genocideルートがあると、巷で聞きました。
フラウィも何かをほのめかしてきます。
おまけにスタートメニューまで。
悩みました。
うっすら知ったんですよね。なにかこう、すごく悲しいルートがあるということを。
もちろんそんなの、するわけないじゃないですか。
そこから1週間くらいはずっと「やるかボケ」と思っていました。
し、やらないことこそが自分らしいUNDERTALEだと考えていました。
正直に、言います。
「やってみたくなった。」
ゲームの世界の平和を壊すのは私たちプレイヤーの持つ、好奇心です。
さて、遺跡でモンスターを20体ほど倒します。
MAXまで倒してしまうともうそれ以上誰も来ないやつ、めちゃくちゃ怖かったです…。
そこからトリエルさんも倒します。
もうね、ビクビクです。
すごい罪深いことをしているような。ような、じゃない。してるんだよ。犯罪です。
心の法を逸脱している。
サンズ・パピルスともなんだか仲良くなれません。つらい。
(ていうかこの文章も書いててしんどくなってきました。オエー)
スノーフェルにも誰もいません。まじかこれ。
お店から盗むのとかもう、鳥肌がひどいです。
しんどくなってきた。
パピ………
つらくなってきたので、書きたい事だけ書いて終わりにしようと思います。
私がGルートで唯一、「やって良かった」と思ったシーン。
アンダイン、いや、ゆうしゃとの戦いです。
俺というクソツヨキャラクターに殺されそうになるアンダイン、
あのトカゲ少年を逃がし、1対1で戦います。
ゆうしゃ。
この戦いではアンダインの名前が「ゆうしゃ」として表示されるのですが、
そこで初めてしっかり自覚します。
自分がこの世界の悪であるということに。
そして、もう一つ実感します。
UNDERTALEの世界に住むキャラクターたちはみんな、
崖っぷちに立たされた時にこそ際立つということを。
N・Pルートを通し、怖いアンダイン・強いアンダイン・友達のアンダイン・愛を育むアンダインなど、様々な姿を見せてくれたロイヤルガードのアンダイン。
しかし、全てを殺すGルートでのアンダインは、他のどのアンダインよりも強く儚く。
そして最高にかっこよかったです。
死を目前にし迫っていても、自分の命を賭けて何かを守ろうとするアンダインがかっこよくてかっこよくて、私は心の底から「Gルートをやって良かった。」と、思ってしまったのでした。
まあそこからはメタトン倒していろいろ倒し、最後の最後はサンズ戦ですよ。
序盤は死にまくりましたが、終盤はめちゃくちゃ楽しかったです。
難易度も雰囲気も良すぎたので、倒してしまったあとは、「あーあ、これでもう戦えないのか~。」とか考えていました。悪魔か?
決して簡単ではない、でも、練習を通して少しずつ生存時間が長くなっていく。
最高に楽しいラストバトルでした。
アンダーテールGルートの最後は吃驚でした。
もう何もプレイできなくなるんですね。
そりゃそうだ、だってゲームの中の世界を壊したんだから。
いま、私のPS4でUNDERTALEを起動しても、
真っ暗な画面と風の音(?)がするだけです。
すべてをこわした。
いやあ、すごい。仕掛けがてんこ盛りです。
PC版だったらどうなってるんだろう、起動してもすぐ落ちちゃうとかなのかな。
コミカルなゲームが内包するホラー要素、この世で最も怖いもののひとつですね。
UNDERTALEといい、ドキドキ文芸部といい、
私はどうもこちらの世界に干渉してくるタイプのゲームが苦手のようです。
良い意味でも悪い意味でもね。恐怖。
と、いうことでUNDERTALEプレイ後日記でした。
Gの話で終わるとさすがに私が死ぬので、何か最後に一つ楽しいこと言って終わりにします。
「うーん、UNDERTALEほんとうによかった!わたし、パピルスと結婚したい!」
「いやおまえ、どこの馬の“骨”だよ!」
あざした(死)